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横浜会場&オンラインのハイブリッド開催


2024年4月13日(土)11:30~17:30

今年のテーマは、
いつか当事者になる「わたし」へ。

 先行きが不透明で過去の成功体験が通じるとは限らないこれからの社会において、過去の経験者の知識や技術が必ずしも当てはまらないこともあるかもしれません。大人と子どもの関係性を考えると、確かに大人は先にたくさん経験しているものの、それがいまの子どもに当てはまるとは限りません。よかれと思って先回りして手助けすることで子どもの自由や夢を奪っていることもあるかもしれず、むしろ子どもが願う社会に向けて動き出す力に、大人は学ぶことがたくさんあるのかもしれません。

 また、これから65歳以上の5人に1人が認知症とともに生きる社会となることが予想されるなか、認知症当事者=助けてもらう人ではなく、当事者の尊厳を守ることはもとより、経験者の声に耳を傾けることで、誰もが暮らしやすい社会をともに作ることができるのではないでしょうか。

 エンドオブライフ・ケア協会は2015年にはじまり、9年目を迎えます。当初、2025年までの10年間で、最期まで幸せに暮らせる社会を実現するひとつのアプローチとして、人とコミュニティの育成に取り組んで参りました。9年目のいま、私たちは、ありたい社会に近づけているのでしょうか。ここから1年、そして10年後、私たち自身の人生において、どんなことがあると、安心して最期まで自分らしく生きることができるでしょうか。

 今年のテーマは、いつか当事者になる「わたし」へ。

 一人ひとりが当事者として、みなさまとともに集い、語らう場となればと願っております。

※お申込み・お支払いを完了された方は、一定期間、当日の録画(全体セッションのみ)をご視聴いただくことができます。当日は参加が難しい方も、よろしければぜひお申込みください。

Program

第一部:活動報告

第二部:認知症当事者との対話を通じて

第三部:「私が選ぶ・私が決める」子どもたちの選ぶことができる自由

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Time Table


11:30
第1部:はじめに&活動報告
エンドオブライフ・ケア協会ならびに、全国各地のコミュニティから活動をご報告いたします。

13:30
第2部:認知症当事者との対話を通じて
認知症と診断されて、心配だからと周囲が先回りすることは本人の依存を生み、自尊心が奪われることで本人が自分で選ぶことを諦めてしまいます。しかし、本人が一歩踏み出すことで周囲の優しさに気づく、と認知症当事者の丹野智文さんはおっしゃいます。わかってくれる人の存在、自分で選び決めることができるとうれしいこと、そして、目の前にあるささやかな喜びに気づき、これからやってみたいことを言葉にすることの大切さ。こうした支えを知ることで、家族はまだ知らなかった本人と出逢いなおすことにもつながります。お互いを大切な存在と認め合える関係づくりとして「いのちの授業」のストーリーに沿って、認知症当事者や社会に働きかける関係者とともに考えたいと思います。
15:15
第3部:「私が選ぶ・私が決める」子どもたちの選ぶことができる自由
「折れない心を育てるいのちの授業」を通して出逢った子どもたちが、実生活で直面した「苦しみ」を通して気づいた、それぞれの「支え」。キーワードは、「大人が思う高校生らしいって何?」、「祖父のために学んだ介護経験を経て大学進学」「不登校の経験から同世代や保護者に知ってほしいこと」「障害がありながら高校進学:インクルーシブ特例選抜」。大人が考える「あるべき」「よかれ」や「またいつか」。壁を前に葛藤しながらも、自ら選び行動した経験を振り返るなかで、自分にとって大切なことに気づいた子どもたち。自分や周りの変化を語り、問いを投げかけます。
17:10
まとめ
17:30
終了
※会場参加の方は、終了後、希望者のみ同会場で懇親会を予定しております。
Step.1
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Speakers

本間 正人(ほんま まさと)

京都芸術大学教授、NPO学習学協会代表理事、弊協会アドバイザー
「人は生まれてから最期の一瞬まで学び続ける存在である」という「学習学」の提唱者であり、「楽しくて、即、役に立つ」参加型研修の講師として最新学習歴を更新するアクティブ・ラーニングを25年以上実践。「研修講師塾」を主宰する。現在、京都芸術大学教授・副学長、NPO学習学協会代表理事、NPOハロードリーム実行委員会理事、松下政経塾研究主幹。コーチングやほめ言葉、英語学習法などの著書77冊。東京大学文学部社会学科卒業、ミネソタ大学大学院修了(成人教育学 Ph.D.)。
PROFILE

副島 賢和(そえじま まさかず)

昭和大学大学院保健医療学研究科 准教授、昭和大学附属病院内学級担当
東京都公立小学校教諭として25年間勤務。うち8年間品川区立清水台小学校(昭和大学病院内さいかち学級)担任。2014年4月より現職。病気のある子どもの教育の保障を研究(昭和大学附属病院内学級担当)。学校心理士スーパーバイザー。ホスピタルクラウン。横浜・北海道・福岡こどもホスピスプロジェクト応援アンバサダー。TSURUMI・東京こどもホスピスプロジェクトアドバイザー。NPO法人YourSchool理事。著書に『あのね、ほんとうはね』(へるす出版/2021年)。ドラマ『赤鼻のセンセイ』(日本テレビ/2009)のモチーフとなる。2011年『プロフェッショナル仕事の流儀』(NHK総合)に出演。
PROFILE

笠原 健太郎(かさはら けんたろう)

医療法人あおぞら胃腸科院長、ELC糸島唐津

自治医科大学卒業後、へき地医療等に従事する。ふるさとの実家の診療所を継業し20年となり、住民の世代交代、地域社会の変遷を目の当たりにし、向き合っている。
訪問診療を中心に、自宅や施設など、暮らしているところで最期まで過ごすことを選べるよう支援している。生から死、自律から委託への過程に触れることから住民のレジリエンス、不確か不安定でありながらも穏やかな気持ちでいられる、そんな文化が育つような活動を目指している。
※当日は、今回のために事前収録した対談を現地登壇者がご紹介させていただきます。

PROFILE

丹野 智文(たんの ともふみ)

認知症当事者
1974年宮城県生まれ。東北学院大学を卒業後、県内のトヨタ系列の自動車販売会社に就職。トップセールスマンとして活動していた2013年、39歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断を受ける。2014年には、全国の認知症の仲間とともに、国内初の当事者団体「日本ワーキンググループ」(現・一般社団法人「日本認知症本人ワーキンググループ」を設立した。15年前から、認知症の人が、不安を持つ当事者の相談を受ける「おれんじドア」を仙台市内で毎月開いている。2023年6月30日より、自身をモデルにした映画「オレンジランプ」が全国ロードショーで公開されている。
※当日は、今回のために事前収録した対談を現地登壇者がご紹介させていただきます。
PROFILE

阿部 かおり(あべ かおり)

福岡県若年性認知症サポートセンター・ELC北九州
平成12年より公益財団法人さわやか福祉財団のインストラクターとして活動、平成13年より福岡県高等技術専門校の介護コースの講師、平成18年1月に認知症キャラバンメイトを取得し、同年4月より認知症相談窓口を行橋市からの委託で開始、平成25年より公益社団法人認知症の人と家族の会世話人(現在副代表)、令和元年一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会認定援助士及びいのちの授業講師として活動中。令和3年4月から、福岡県若年認知症サポートセンターセンター長
PROFILE

濵田 努(はまだ つとむ)

きいれ浜田クリニック院長、エンドオブライフ・ケア協会 理事、ELC薩摩・喜入
愛知医科大学医学部卒業、鹿児島大学大学院医学博士課程修了。2014年〜きいれ浜田クリニックの院長職。乳児から高齢者への地域医療の提供、認知症や在宅医療の啓発活動や死と向かい合う医療介護職の育成、がん教育など、地域包括ケアを推進する事業も行う。また小中学校でのがん教育やいのちの授業、医学生指導へも積極的に関わっている。
PROFILE

堀田 聰子(ほった さとこ)

慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科 教授
京都大学法学部卒業後、東京大学社会科学研究所特任准教授、ユトレヒト大学訪問教授等を経て慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科教授(認知症未来共創ハブ代表)。博士(国際公共政策)。より人間的で持続可能なケアと地域づくりに向けた移行の支援及び加速に取組む。社会保障審議会・介護給付費分科会及び福祉部会において委員。アラン・ケレハー著(2022)『コンパッション都市―公衆衛生と終末期ケアの融合』慶應義塾大学出版会を共監訳、筧裕介著『認知症世界の歩き方』ライツ社(2021)を監修等。
PROFILE

小野 和奏(おの わかな)

高校生
「大人が思う高校生らしいって何?」
義務教育が終わり、憧れのキラキラJKになりましたが、想像とはかなり違いました。まず、見た目で判断する大人が沢山いました。 散々、小学校時代から、人を見た目で判断してはいけないと教えてくれた大人たちなのに。どこから、そんな気持ちが芽生えたんでしょうか。私にもそんな日が来るのでしょうか。 そして、今の大人たちから、私は何のバトンを貰って、次に渡したら良いのでしょうか。
PROFILE

津野 将(つの しょう)

大学生
祖父の介護に役立てるために、3年ほど前に介護職員実務者研修を取得し、母の勤める会社で訪問介護を経験しました。そこでの経験をふまえて、家庭での介助をアシストする介護用ロボットを作るために大学に進学しました。辛い時に、私を支えてくれる「支え」について、聞いて頂けたらと思います。
PROFILE

迫 朝陽(さこ あさひ)

高校生
中学1年生の冬不登校で学校に行けなかった頃に命の授業に出会い自分と向き合い、同年代の子や保護者に命の授業について知ってもらいたく、講師を目指して勉強中。また、自分の大好きな町である喜入町を盛り上げるべく、地域活動も積極的に参加し、挑戦したいことが多い高校1年生。
PROFILE

宮崎 響(みやざき ひびき)

中学生
地域の中学校に通う13歳女子です。ラーセン症候群という先天的な病気を持って産まれてきました。
1歳までに5度の手術、7歳で気管切開と酸素、11歳で人工呼吸器をつけるようになりました。私は将来の夢があり、それに向かって勉強を頑張っています。私がやろうとしていることは誰もしたことがないので高い壁が立ち塞がっています。けど必ずぶち破って乗り越えます。そして私の後に続く人は平坦な道を歩けるようにしたいです。(2024年3月現在)
PROFILE

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サンプル 太郎
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VOICE

久保田 千代美

Chiyomi Kubota Care 研究所、エンドオブライフ・ケア協会 理事
1982年看護師となり、JA広島総合病院在職中にホスピスケアと在宅ケアに関心を持ちました。1996年から奈良に暮らしを移しPTA活動をはじめとした地域でのボランティア活動をしてきました。2004年介護支援専門員、2006年より訪問看護に従事、2010年より看護学校専任教員となりました。在職中に、全国の「暮らしの保健室」をテーマに調査研究、2018年大阪教育大学大学院にて学術修士を取得、2019年Chiyomi Kubota Care研究所と「暮らしの保健室なら」を開設し、地域の人々の相談や多職種連携の学習会など、研究・教育・対話を大切にした活動を行っています。2016年エンドオブライフ・ケア協会認定ファシリテーターとして、全国の教育、医療、福祉機関での学習会や地域学習会の後方支援、「折れない心を育てるいのちの授業」の講師を行っています。
PROFILE

小澤 竹俊

一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会 代表理事、めぐみ在宅クリニック 院長
1963年東京生まれ。世の中で一番、苦しんでいる人のために働きたい と願い、医師を志し、1987年東京慈恵会医科大学医学部医学科卒業。 1991年山形大学大学院医学研究科医学専攻博士課程修了。救命救急センター、農村医療に従事した後、1994年より横浜甦生病院 内科・ホスピス勤務、1996年にはホスピス病棟長となる。2006年めぐみ在宅クリニックを開院、院長として現在に至る。「自分がホスピスで学んだことを伝えたい」との思いから、2000年より学校を中心に「いのちの授業」を展開。2013年より、人生の最終段階に対応できる人材育成プロジェクトを開始し、多死時代にむけた人材育成に取り組んでいる。
PROFILE

千田 恵子

一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会 業務執行理事

生まれてから最期を迎えるまで、そしてその後も、大切な存在と認め合える社会を目指し、小澤竹俊とともに2015年法人設立。尊厳を守り最期まで関われる人材の育成と、子どもの頃からの教育を通して自他をケアし合えるコミュニティの醸成に全国で取り組む。上智大学在学中、英語を母語としない子どもの学習支援が教育活動の原点。卒業後、企業で人材育成・新規事業開発・インド展開支援等、人が活きる仕組みづくりに従事するなか、父が難病ALSにて他界、3ヵ月後に母も旅立つ。自分が生きる意味を考えはじめたとき、このテーマを必要とする人へ届ける仕組みを必要としていた小澤と出逢う。これまで起きたすべてのことが今につながる想いで活動している。

PROFILE

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サンプル 太郎
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VOICE

エンドオブライフ・ケア協会について

ホスピスの現場で培ってきた「解決が難しい苦しみを抱えた人が穏やかに過ごせるための、困難との向き合い方」を、「ユニバーサル・ホスピスマインド」と名づけ、人とコミュニティを育てる活動をしています。

苦しみがまだ小さなうちに関わる人がいたならば、孤独・孤立の少ないコミュニティになることでしょう。

一部の人が一部の人にしかできない専門的なケアではなく、子どもも大人も誰もが、半径5mの人を気遣い、学び合うことでお互いが支えになるコミュニティが生まれる。その連鎖が地域に広がり、しなやかなまちをつくる。

このような社会を、志を同じくする活動団体とともに実現することを願っています。

よくある質問

  • Q
    当日参加することができないのですが、あとで視聴することはできますか?
    A
    お申込み・お支払い完了された方には、一定期間、当日の録画(全体セッションのみ)をご視聴いただくことができます。当日は参加が難しい方も、よろしければぜひお申込みください。
  • Q
    会員として申し込みたいのですが、どのように手続きを行えばよいですか?
    A
    まずは以下から、お申込みページにお進みください。
  • Q
    ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。
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