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ユニバーサル・ホスピスマインドを学ぶ

子どもから大人まであらゆる人が、
人生のさまざまな場面でこころ穏やかに過ごせるように
すべての人がウェルビーイングであり続ける
実践的な方法として

提唱・普及活動を行なっています。

なぜユニバーサル・ホスピスマインドが求められているのか?

 これからの時代、地球規模の気候変動や経済格差などの社会課題に対して、解決に向けた取り組みが求められています。2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標として、持続可能な開発目標(SDGs)が掲げられ、2015年9月の国連サミットで採択されました。

 これは、貧困、飢餓、教育、環境、平和など17のゴール・169のターゲットで構成されていて、「目標とターゲットがすべての国、すべての人々、すべての部分で満たされ、誰一人取り残されない」ことを原則としています。
 さらにこれらの1つひとつの社会課題を総合的に判断する指標として、Well-being(実感としての豊かさ)という概念に注目が集まり、自治体や企業で幸福度を測り、高めるための様々な活動が展開されつつあります。

 このような時代背景にあって、技術革新は人々の生活に大きな変化をもたらしました。人や環境に配慮した技術により、私たちの生活は、便利で快適なものになりました。
 その一方で、解決が難しい課題もあります。高齢化が進んだ日本では、多死時代、人口減少と向き合わなければなりません。家族構成も変化し、独り暮らしが増えていきます。人と人とのつながりが希薄化していく社会において、Well-beingを実感できるためには、技術革新だけではなく、人が人を思いやるあたたかな心が必要です。 
 ユニバーサル・ホスピスマインドは、いのちの限られた人と向き合うなかで育まれた、たとえ死や病気という解決困難な苦しみを抱えていても穏やかでいられるために必要なエッセンスです。

 人は、苦しみから大切なことを学びます。人は、弱いときにこそ、誰かの優しさを実感し、あたりまえに過ごせることが素晴らしいことに気づきます。人は弱いときにこそ、誰かのことを思いやる気持ちが芽生えてきます。 ユニバーサル・ホスピスマインドは循環していきます。
 従来のホスピスマインドは、緩和ケアを中心とする一部の専門家の知的財産でした。しかし、これからの社会は、このホスピスマインドを必要としています。

 エンドオブライフ・ケア協会は、⼀部の⼈が⼀部の⼈にしか⾏えない専⾨的なケアではなく、住んでいる場所、所得、年齢にかかわらず、誰もが、⼤切な⼈や⾃分のこころのケアができるように、ユニバーサル・ホスピスマインドを提唱しています。

 誰一人取り残されることなく、0歳から100歳まで、誰もがどこでも平等に、答えのないこころの問題と向き合うことができますように。


ユニバーサル・ホスピスマインドを考える3つの問い

 私たちの人生は、決して良いことばかりだけではありません。うまくいかないことの方が多いと感じる人もいます。それでも、こころ穏やかに過ごすための可能性を、簡潔にご紹介いたします。

問い1:あなたは、最近イライラすることがありますか?

 イライラすることに気づくことは、自分の「苦しみ」に気づくヒントになります。頭の中ではやらないといけないとわかっていながら、できない自分に対してイライラする人もいれば、他の誰かの行動を見て、イライラする人もいるでしょう。これらの苦しみには、共通点があります。「希望」と「現実」の開きです。この視点をもつと、自分の苦しみだけではなく、他の誰かの苦しみにも気づくようになります。

問い2:あなたの苦しみの中で、解決できる苦しみはありますか?

 「苦しみ」は、大きく2つにわけて考えることができます。解決できる苦しみと、解決が難しい苦しみです。あなたの努力と工夫で解決できる苦しみであれば、それを実践する勇気を持つことができるとよいですね。人類は、これまでに様々な創意工夫と技術革新で、苦しみを解決してきました。今では、小さなスマートフォンで、瞬時に必要な情報を得ることができます。

 しかし、どれほど技術革新が進んだとしても、解決困難な苦しみは、残り続けます。医療の現場では、治すことができない病気の場合、どれほど最善の医療を提供しても、避けることができない死があります。人の死亡率は100%です。長寿社会であっても、誰もがいつかは必ず最期を迎えます。ホスピスマインドは、この避けることができない死と向き合う中で育まれてきました。解決困難な苦しみ(答えのないこころの問題)とどのように向き合っていくのか?この問いが、ユニバーサル・ホスピスマインドの根底に流れています。

問い3:あなたの人生において苦しかったとき、がんばれた理由、支えになったものはありますか?

 人は苦しいとき、その人にとって大切な何かに気づくことがあります。例えるならば、夜空に輝く星の存在です。都会の夜空は明るく、たくさんの星が存在していることに気づきません。しかし、人里離れた場所に行けば、同じ夜空が満点の星空となります。夜空は暗いからこそ、たくさんの星が輝いていることに気づきます。人生も同じです。人生において順調なときには、自分には支えがあることに気づかずに生きていくことができます。しかし、仕事、家庭、子育て、親の介護などにおいて、様々な危機と向き合わなければいけないこともあります。


 あなたが苦しかったとき、それでもがんばれた理由、支えになったものはありますか?苦しいからこそ気づくことがあります。家族の存在がうれしかったり、何気ない友人の一言があたたかかったり、亡くなった家族が今でも自分のことを見守ってくれていることに気づいたりします。すると、それまでとは異なる世界観が広がり、生きる力、困難と向き合う力が芽生えていきます。

 ユニバーサル・ホスピスマインドを実践する人は、たとえ解決が困難な苦しみに遭遇しても、私たち一人ひとりの中にある「支え」を大切にします。そして、一人ひとりがお互いを認め合う関係性を通して、レジリエントなひと・まち・しゃかいを目指します。

0歳から100歳まで
ユニバーサル・ホスピスマインドを実践するために
~誰一人取り残されず、「人は幸せになるために生まれてきた」と思える社会に向けて~

 エンドオブライフ・ケア協会は、もともと医療・介護の現場で、人生の最終段階を迎えた人と関わることに苦手意識を持つ方を対象とした研修から活動をはじめました。「苦手意識」から「関わる自信」を獲得するために、わかりやすい言葉で、まねしやすく、魅力的と思える教材を開発し、それぞれの実践を通して、ともに学び合うなかで、生態系が育まれてきました。

 ベースとなる考え方、「苦しむ人への援助と5つの課題」は、もとは対人援助職向けに開発されたものであり、ユニバーサル・ホスピスマインドの核となる、共通言語です。

 この活動を通して得られた知見を、すべての世代に届けるために、「折れない心を育てるいのちの授業」プロジェクト(OKプロジェクト)を展開しています。

 この活動は、まだまだ黎明期です。ユニバーサル・ホスピスマインドに関心を寄せてくださる皆さまとともに、誰一人取り残されず、「人は、幸せになるために生まれてきた」と思える社会を目指します。


基本となる学習プログラム

人生の最終段階に関わる
苦手意識から関わる自信へ
~エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座~

 人生の最終段階にある人やその家族と、あなたはどのように関わりますか?日に日に食事が少なくなり、やがて寝ついていく人と、どのように関わってよいかわからない援助者が、自信を持って関われるようになることを目的として、この講座を企画しました。

 講座では、人生の最終段階に共通する自然経過や意思決定支援の基礎知識を学びます。さらに、援助的コミュニケーションについて、ロールプレイを交えて学んだ上で、エンドオブライフ・ケアの中でも特に難しいとされるスピリチュアルペインに対するケアについて、1対1での対応方法から多職種連携で行う支援方法まで学びます。


折れない心を育てる いのちの授業
~OKプロジェクト~

 様々な困難に遭遇する人生において、子どもたちが、そして関わる大人たちが、自分の苦しみと向き合えること。さらに、相手の苦しみと関わることができること。地域の中で、子どもから高齢者まで、このような人が増えていくことで、これからの人口減少時代、様々な苦しみに直面しても、人生の最期まで穏やかに暮らせる、持続可能な社会を実現したいと考えています。「折れない心を育てる いのちの授業」をひとつの入り口として、大人も子どもも、皆で考え、実践し、育てていくプロジェクト、 OKプロジェクトをご紹介いたします。
 
 各地の学校やコミュニティで、認定講師が授業を実施しています。講師は年に4回開催している講師トレーニングを経て認定を受けます。その後も講師同士で継続的に学び合う機会があります。

答えのない こころの問題と向きあう
~ユニバーサル・ホスピスマインドをもとに最強のチームを作ろう~

 このイベントシリーズでは、共通の目的に向かって、一人ひとりができることを、問いをもとに参加者同士で対話を繰り返すことで、明日からそれぞれの現場で苦しむ人と関わる力とすることを狙いとします。

 短い話題提供を踏まえて問いからお互い学び合い、エンパワメントし合える場を、一緒につくっていきませんか。

 毎月第3火曜日19:00-21:00にオンラインで開催しています。はじめての方も歓迎しております。

開催予定の講座・イベント(2022年度上半期)

 現在は基本的に対面での研修等のイベントを制限しておりますが、目的と対象に合わせてオンラインも活用しながら、学びの機会を広げて参ります。
2022/5/21(土)22(日)13:00-17:30
エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座 ※土日昼2回
(オンライン/対面)
2022/6/25(土)26(日)13:00-17:30
折れない心を育てる
いのちの授業 
講師トレーニング
(オンライン)
2022/7/3(日)
10:00-16:00
2022/7/7・14・21・28(木)19:30-22:00
2022/7/16日(土)17日(日)13:00-17:30
ユニバーサル・ホスピスマインドをもとに最強のチームを作ろう第179回(オンライン)
2022/7/19(火)
19:00-21:00
エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座 ※土日昼2回
(オンライン)
2022/8/未定(土)(日)
13:00-17:30
ユニバーサル・ホスピスマインドをもとに最強のチームを作ろう第180回(オンライン)
2022/8/21(火)
19:00-21:00
2022/9/7・14・21・28(水)19:30-22:00
エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座 ※土日昼2回
(オンライン)
2022/9/未定 
13:00-17:30
エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座 ※土日昼2回
(オンライン/対面)
2022/6/25(土)26(日)13:00-17:30
  • イベントの日程や登壇者は状況によって変更となる可能性があります。

  • オンラインの講座やイベントは、Zoomを使用します。基本的な操作方法は、こちらをご覧ください。
  • 集合研修の予定については、感染症の状況に鑑み、開催前に判断の上、オンライン開催に切り替える可能性がございます。
  • オンラインの講座やイベントは、Zoomを使用します。基本的な操作方法は、こちらをご覧ください。

さまざまな学ぶ機会

協会主催イベントに参加する
 新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、現在は基本的に対面での研修等のイベントを制限しておりますが、目的と対象に合わせてオンラインも活用しながら、学びの機会を広げて参ります。
書籍を読む
 基礎となる考え方を学んでいただける書籍をご紹介します。できれば、学んだことを実践できるようになるために、オンラインや対面で、講座やイベントにも参加されることをお勧めしております。
eラーニングで学ぶ

 エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座の知識部分を動画で学べるプログラムです。ロールプレイ等の実技については、合わせてオンラインまたは対面の講座受講をお勧めいたします。

認定ELCファシリテーター/認定講師による学習会に参加する

 認定者が所属組織や地域の学びの場で学習会を開催いただけるプログラムをご用意しております。オンラインで地域や対象・前提を問わず開催しているものもありますのでご都合に合わせてご参加ください。
コラムを読む

 ユニバーサル・ホスピスマインドを学び実践するみなさまから、受講後に継続して取り組んでいることや課題と感じていること、また、ご自身や周囲が変わったことなどを、コラムとしてお寄せいただいています。

講演を企画し
講師を依頼する

 ご依頼に基づき、企画・運営はお任せしたうえで講師としてお話に伺うことも可能です。詳細はお問い合わせください。


eラーニングで学ぶ

 エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座の知識部分を動画で学べるプログラムです。ロールプレイ等の実技については、合わせてオンラインまたは対面の講座受講をお勧めいたします。



お問い合わせ

一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会
TEL:03-6435-6404
受付時間:平日10:00~17:00